舌癒着症

こんにちは、TOMOです。大寒も終わり今日から立春。暦の上では春を迎えます。今日は春のような暖かさですが、まだまだ寒さは続きますし、インフルエンザも猛威をふるってるので防寒・予防対策は万全に!

節分の豆まきはしましたか?子供の頃、我が家で行う豆まきはいつも”投げる”ではなく”床に転がす”でした。何せ後片付けが大変ですし(笑)その後のお楽しみは、まいた豆は拾ってトシの数だけ食べる・・ではなく、手を止めることなく小動物のように終始ボリボリ。よくよく考えてみると普段なら家に置いてあっても見向きもされない豆が、何であの時ばかりは魅力的なんだろう・・・不思議ですね~

今回はちょっと医学的なお話。

【舌癒着症】という症状をご存じでしょうか?ぜつゆちゃくしょうと読みます、正式には舌・喉頭蓋・喉頭偏位症(ぜつ・こうとうがい・こうとうへんいしょう)《ADEL:Ankylogloossia with deviation of the epiglottis and larynx》

先天的に舌が通常より前に位置していると、その後ろにある喉頭蓋(器官などに食べ物や異物が入らないようにフタの役割をする)や喉頭全体が前上方へ引っ張られてしまう状態になるそうです。実はこの症状、程度の差はあれ多くの方が生まれながらに持ち合わせているのだとか。

主な具体例

・赤ちゃんが上手くおっぱいを飲めない、寝つきが悪い

・子供から大人までのいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因etc.

治療によりこれらの症状の改善の他、呼吸が楽になり子供の精神状態を安定させる、大人の頭痛・肩こり・腰痛・冷え性などといった不定愁訴の改善も図れたりするそうです。治療法は手術のみですが、レーザーによる切開術で短時間で終了し、かつ日帰りでの退院も可能。

先日、知人が自身の睡眠の質の向上やより良い体調を求め、この手術を行いました。術後直後は好転反応で頭痛があるとか個人差はあるそうですが、翌日の起床時には呼吸しやすく頭と身体のスッキリ感が劇的に変わったらしいです。

費用については現在は保険適用外で今回に関しては15万円程だったそうです。そして残念ながらまだこの治療をできる病院は全国でも数えるほどしかありません。しかし今は健康への意識が高まってきていますし、こうした症状や治療法が確立していけば数年先にはもっとポピュラーなっているかもしれません。私にとっても非常に興味深いものでしたので今後も気にかけていきたいと思います。

最後にTさん、ネタ提供ありがとうございました。

快適な日常生活が送れるようになって良かったです♪

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最後まで読んで下さってありがとうございました。